ブログ

BLOG

  • 福祉車輛取扱士がお伝えする乗降介護の注意点・・・「スロープ車輛」

     車いすを利用している方が、そのまま乗車するためのスロープがついた車輛「車いす移動車」。その乗降を介助する際になんとなくイメージはできても、実際にスロープを使うためにウインチを使用するときに、どうすれば良いのか判らなくなってしまう事もあるし、間違った事をする事もあります。そこで、車いすでスロープを乗降するときの注意点を挙げてみたいと思います。

    車いす仕様車(スロープタイプ) | 福祉車両(ウェルキャブ) | ネッツトヨタたいせつ

     

     

     

     

     

     

     

     

    初めてスロープやウインチを操作する際、完全に使いこなすことができるだろうか? 

    まず一番重要なポイントは「とにかく利用者さんに恐怖感を与えないこと」です。スロープを上るとき、ウインチで巻き上げるタイプだから、“安心・安全”ということではありません、もし斜めになっていてそのままウインチで引き上げるとスロープから脱輪し大怪我になる可能性もあります。ウインチ始動ボタンを押すときにも、上昇、下降時も「お声掛け」をしながら車いすの方に恐怖心を与えないように心掛けてください。

     

    AMW_20_0814_0640_Slope_27 | AUTO MESSE WEB ~カスタム・アウトドア・福祉車両 ・モータースポーツなどのカーライフ情報が満載~

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    【スロープ車を使う時の注意点」

    ①車は出来るだけ平らな所に止めてください。斜めの所だったり、地面がガタガタだと安定しないと共に転倒の危険がと伴います。                                                                      ②スロープには2段スライドと3段スライドのタイプがあります。どちらのタイプも完全に引き出されている事を確認してから使用してください。                                                 ③車いすをスロープの真ん中にあわせて置き、ウインチのフックを掛けます、その時にウインチのフックが前輪のパイプにきちんと掛かっているかしっかり確認してください。                                                            ④ウインチのスイッチを押す前に腕が車いすの幅より外側に出ないように、更に洋服も外側に出ないようにしてあげてください。                                                                                            ⑤ウインチを始動する前に恐怖心が出ないよう上記にも書きました「動かしますね」と"お声がけ”をしてウインチを始動してください、上昇しているときも後ろからしっかり介助しお声がけをしてください。                                              ⑥上昇時も、下降時も脱輪しないようしっかりと補助してください。                                       ⑦重要点1です。車に入ったら▷マークがあるのでそこに車輪の中央に合わせ、車いす後方の固定装置をしっかり締め付けてもう一度ウインチ前方に引っ張り車いすを更に固定します。ここで車椅子が固定されているかガタガタと動かしてみて、ちゃんと固定されているか再度か確認してください。

     

    MAZDA FLAIR WAGON|ポイント - 車いす移動車 - 福祉車両|マツダ

     

    次に重要なシートベルトの掛け方は次回説明させて頂きます。

     

     

    075-313-0330 (担当:かわはら)

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

PAGE TOP