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  • 京都で“誰でも安心して参拝できる寺社”を探していませんか?

    京都の寺社は歴史ある建築が多く、段差や坂道、石畳などがネックとなり、車椅子ユーザーや高齢者の方には少しハードルが高く感じるかもしれません。

    しかし、最近ではバリアフリー対応が進んでいる寺社も多く車椅子でも安心して参拝できる観光スポットが増えてきています。

    この記事では、駐車場・スロープ・車椅子トイレの情報も含めて、京都でバリアフリー対応が進んでいる寺社を厳選して10カ所ご紹介します。


    1. 清水寺(東山区)

    • バリアフリー度:★★★☆☆(部分的対応)

    • 駐車場:あり(市営有料駐車場)

    • スロープ:一部あり(裏ルート)

    • 車椅子トイレ:市営駐車場内にあり

    清水寺は山の上に位置するため、表参道からのアクセスは坂が続きます。
    しかし、市営駐車場を利用し、タクシーや福祉車両で裏手からアクセスするルートなら段差が少なくスムーズ
    本堂付近までスロープがありますが、介助者の同行がおすすめです。


    2. 東本願寺(下京区)

    • バリアフリー度:★★★★★

    • 駐車場:参拝者用あり(無料)

    • スロープ:完備

    • 車椅子トイレ:境内にあり

    京都駅から徒歩圏内。段差がほとんどなく、境内も広く移動しやすいのが特長です。
    本堂へもスロープで入場可能で、バリアフリートイレも完備。市内有数の福祉対応寺院です。


    3. 平安神宮(左京区)

    • バリアフリー度:★★★★☆

    • 駐車場:あり(有料)

    • スロープ:あり(神楽殿まで)

    • 車椅子トイレ:境内にあり

    巨大な鳥居と朱塗りの社殿が印象的な平安神宮は、広々とした境内で移動も快適
    神苑(庭園)以外の拝殿までならスロープ利用で車椅子でも安心して参拝できます。


    4. 龍安寺(右京区)

    • バリアフリー度:★★★☆☆

    • 駐車場:あり(有料)

    • スロープ:部分的にあり

    • 車椅子トイレ:あり

    有名な石庭を見るにはやや段差がありますが、境内自体は舗装された通路があり、散策は可能
    介助者がいれば石庭の近くまで案内されることもあるので、事前相談がおすすめ。


    5. 下鴨神社(左京区)

    • バリアフリー度:★★★★☆

    • 駐車場:あり(無料)

    • スロープ:あり(本殿前まで)

    • 車椅子トイレ:境内に完備

    世界遺産に登録されている神社で、平坦な参道が多く、砂利道でも車椅子で通行可能
    一部階段をスロープで迂回でき、スタッフの案内が親切との声も多いです。


    6. 北野天満宮(上京区)

    • バリアフリー度:★★★☆☆

    • 駐車場:あり(無料)

    • スロープ:あり(東側から)

    • 車椅子トイレ:東側の公衆トイレ内

    東側入口からならスロープで境内に入ることができ、本殿までスムーズに移動可能
    公衆トイレにバリアフリートイレも完備されており、安心です。


    7. 永観堂(左京区)

    • バリアフリー度:★★☆☆☆

    • 駐車場:あり(少数)

    • スロープ:なし(段差が多い)

    • 車椅子トイレ:近隣公園にあり

    紅葉シーズンは混雑する人気寺院。建物間に階段が多く、散策は一部に限られます。
    観光としては付き添いが必須。岡崎公園にある多目的トイレが利用可能です。


    8. 高台寺(東山区)

    • バリアフリー度:★★★☆☆

    • 駐車場:あり(有料)

    • スロープ:あり(入口付近)

    • 車椅子トイレ:隣接公園にあり

    人気観光地「ねねの道」沿いに位置。入口の階段は裏側からスロープで回避可能
    庭園の一部は車椅子で観覧できます。近くの円山公園トイレがバリアフリー対応


    9. 伏見稲荷大社(伏見区)

    • バリアフリー度:★★★☆☆(本殿まで)

    • 駐車場:あり(無料)

    • スロープ:本殿周辺にあり

    • 車椅子トイレ:あり

    千本鳥居で有名なスポット。本殿までの参道はフラットで問題なし
    それ以降の鳥居ゾーンは階段が多いため、見学は本殿までにとどめると◎。


    10. 醍醐寺(伏見区)

    • バリアフリー度:★★★★☆

    • 駐車場:あり(広め)

    • スロープ:各所に整備済み

    • 車椅子トイレ:境内にあり

    世界遺産でもあり、境内が広く、移動しやすい構造
    スロープの配置も良く、ベビーカーや高齢者連れにもおすすめの寺院です。


    まとめ:京都観光はバリアフリーでやさしく進化中!

    京都には「バリアフリー=難しい」というイメージがまだ残っているかもしれません。
    しかし実際は、多くの寺社でスロープやトイレが整備されており、車椅子の方でも十分に楽しめる観光地となっています。

    事前にアクセス情報を確認し、必要があれば事前連絡しておくことで、より快適な旅に

    「段差がある=行けない」ではなく、ちょっとした工夫で“行ける場所”が確実に増えています。


    あなたの体験を教えてください!

    もし実際に上記の寺社を訪れたことがあれば、お問い合わせで感想や注意点を教えてください!
    他の旅行者の参考にもなり、より良いバリアフリー旅の輪が広がります。

    🔍 バリアフリートイレの場所を事前にチェック!

    参拝時の安心のために、近隣の多目的トイレ(バリアフリートイレ)の場所を事前に確認しておくのがおすすめです。
    以下のリンクから、現在地や訪問予定地の周辺にあるバリアフリートイレの場所を簡単に検索できます

    🗺️ 全国バリアフリートイレ検索マップ(公式)

    • まちのトイレマップ
       https://wc.m47.jp/
       → 日本全国の多目的トイレ情報を地図から検索できます。

    🚻 車椅子で使えるトイレを探せる「Check A Toilet」

    • Check A Toilet(チェック・ア・トイレット)
       https://www.checkatoilet.com/
       → バリアフリー・多目的トイレの場所を、写真・評価付きで確認できます。


    📌 例えば「東本願寺」で検索する場合

    • 「まちのトイレマップ」では、地図上で「東本願寺」周辺を表示し、車椅子対応・ベビーベッド付き・オストメイト対応などの条件を絞って検索可能。

    • 「Check A Toilet」では、口コミや写真も確認できるので、清潔度や使いやすさの事前チェックが可能です。


    🔄 旅行中もスマホですぐに探せる!

    どちらのサイトもスマホ対応済みなので、現地での急なトイレ探しにも便利です。
    ブックマークしておくことをおすすめします!


    このように、寺社選びに加えてトイレ情報も事前に押さえることで、より安心で快適な京都観光が可能になります。

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