ブログ

BLOG

  • 車いすの種類と適した福祉車両の種類とは?

     

    車いすの種類と適した福祉車両の種類について

    こんにちは!この記事では、車いすの種類とそれに対応する福祉車両について詳しく解説します。車いすは利用者のニーズに応じてさまざまな種類があり、それに適した福祉車両を選ぶことで、移動がより快適になります。

    この記事を読むことで、車いすの特徴や用途、適した福祉車両の選び方を理解できるようになります。車いすを利用する方や介助者にとって有益な情報をお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください!

    車いすの種類

    1. 手動車いす

    手動車いすは、利用者や介助者が手動で操作するタイプです。自走式と介助式の2種類があり、軽量で折りたたみ可能なものが多いのが特徴です。

    • **自走式車いす**: 利用者が後輪のハンドリムを操作して自分で動かすタイプ。
    • **介助式車いす**: 後輪が小さく、介助者が後ろから押して操作します。

    適した場面: 日常生活や短距離移動。

    2. 電動車いす

    電動車いすは、バッテリー駆動でジョイスティックやボタンで操作します。室内用、屋外用、多機能型があり、長距離移動や坂道でもスムーズに走行可能です。

    適した場面: 長距離移動や自力での操作が難しい場合。

    3. コンパクト車いす(簡易車いす)

    コンパクト車いすは、軽量で折りたたみが可能なタイプです。主に短距離の移動や旅行時に利用される補助的な車いすです。

    適した場面: 外出時や一時的な利用。

    4. リクライニング車いす

    リクライニング車いすは、背もたれを倒してリラックスした姿勢を取れる設計です。長時間座る場合や休憩時に適しています。

    適した場面: 病院や施設での使用。

    5. ティルト車いす

    ティルト車いすは、背もたれと座面が一体で傾斜する設計で、体圧分散が可能です。床ずれを予防し、長時間の利用に適しています。

    適した場面: 座位保持が難しい利用者や、長時間の使用が必要な場合。

    6. スポーツ用車いす

    スポーツ用車いすは、軽量で操作性が高く、競技に特化した設計です。バスケットボールやテニスなど種目ごとに特化したタイプがあります。

    適した場面: 車いす競技やスポーツの楽しみ。

    ---

    適した福祉車両

    1. スロープタイプ福祉車両

    スロープタイプ福祉車両は、車両後部や側面にスロープが設置され、車いすをそのまま車内に乗せられる仕様です。スムーズな乗り降りが可能で、操作も簡単です。

    • 適合する車いす: 手動車いす、コンパクト車いす、軽量な電動車いす。
    • 代表モデル: トヨタ「シエンタ ウェルキャブ」、日産「NV200バネットバリアフリー」。

    2. リフトタイプ福祉車両

    リフトタイプ福祉車両は、電動リフトで車いすを持ち上げる仕様で、大型車両に多く採用されています。重い車いすでも安全に乗せられるため、電動車いすやリクライニング車いすにも対応します。

    • 適合する車いす: 電動車いす、リクライニング車いす、ティルト車いす。
    • 代表モデル: トヨタ「ハイエース ウェルキャブ」、日産「キャラバン チェアキャブ」。

    3. 車いす収納装置付き車両

    車いすを折りたたんで車内に収納できる装置を備えた車両です。車いすを使用しない場面では、車内空間を広く確保できる利点があります。

    • 適合する車いす: 手動車いす、コンパクト車いす。
    • 代表モデル: ホンダ「ステップワゴン サイドリフトアップシート」。

    4. 座席昇降機能付き車両

    座席が外に回転して降りてくる仕様の車両で、車いすからの移乗をサポートします。車いす利用者が自力で座席に移れる場合に最適です。

    • 適合する車いす: 手動車いす、コンパクト車いす。
    • 代表モデル: トヨタ「プリウス ウェルキャブ」、ホンダ「フィット スロープ仕様」。

    ---

    選び方のポイント

    車いすと福祉車両を選ぶ際のポイントを以下にまとめました。

    • 車いすのサイズと重量を確認: 使用する車いすが車両のスロープやリフトの耐荷重に対応しているか確認しましょう。
    • 使用シーンを考慮: 日常的に使うならスロープタイプ、長距離移動にはリフトタイプがおすすめです。
    • 同乗者の使いやすさを重視: 介助者が操作しやすい車両を選ぶことで負担を軽減できます。
    • 試乗と実機確認: 固定方法や操作性、乗り心地を実際に試して確かめましょう。
    • 補助金制度を活用: 自治体や国の補助金を活用して購入費用を抑えることが可能です。

    ---

    まとめ

    車いすと福祉車両は、利用者のニーズや目的に応じて適切に選ぶことが重要です。この記事でご紹介した車いすの種類や福祉車両の特徴を参考に、安全で快適な移動を実現してください。

    試乗や専門家のアドバイスを活用することで、より最適な選択が可能になります。また、公的な補助金制度やレンタカーサービスを活用することも検討してみてください。

PAGE TOP